Wiseの手数料は高い?10万円を支払い方法別に比較した実測

Wiseの手数料が高い。そう感じたとき、何がその額を決めているのか。
2026年8月18日に、Wiseの見積もり画面で、金額別と支払い方法別の表示を取りました。同じ10万円を送るのに、銀行振込は1,333円、Visaデビットは4,456円で、約3.3倍です。変えたのは支払い方法だけでした。
先に書いておきます。ここに出すのは、2026年8月18日に取得した見積もりの表示です。手数料もレートも動くので、同じ操作をしても、明日には違う数字が出る可能性があります。送る前に、ご自身の条件で見積もりを確認してください。ぼくは金融の専門家ではありませんし、どのサービスを使うべきかを勧めるものでもありません。
この記事で分かること
- 同じ10万円で、手数料の表示が3.3倍変わったこと
- 手数料が金額でどう変わるか(1万円は4.42%、100万円は1.02%)
- ぼくが実際に10万円を送ったときの手数料
- 実送金と見積もりの2時点で、402円の差があったこと
取得した条件
- 日本円 → タイバーツ
- 取得日時:2026年8月18日(ICT)
- レート表示:1円 = 0.207116 THB(下の表に載せた6段階すべてで同じ表示)
- 支払い:銀行振込(金額別の表)
- ⚠️ この条件で利用できると表示された選択肢だけを載せています
いちばん差が大きかったのは、支払い方法でした
銀行振込1,333円に対して、Visaデビットは4,456円。同じ10万円を送るのに、支払い方法を変えるだけで約3.3倍になりました。掲載した選択肢のなかでいちばん高かったのは、Mastercardビジネスデビットの4,839円でした。
| 支払い方法 | 手数料(円) | 率 | 到着予定の表示 |
|---|---|---|---|
| 銀行振込 | 1,333 | 1.33% | 5分以内 |
| Mastercardデビット/Maestro | 3,975 | 3.98% | 数秒以内 |
| Visaデビット/Apple Pay | 4,456 | 4.46% | 数秒以内 |
| 海外発行デビット | 4,583 | 4.58% | 数秒以内 |
| Visaビジネスデビット | 4,747 | 4.75% | 数秒以内 |
| Mastercardビジネスデビット | 4,839 | 4.84% | 数秒以内 |
⚠️ 「到着予定の表示」は、見積もり画面に出ていた文言であって、実際の着金時間を保証するものではありません。
いちばん安い表示は銀行振込で、到着予定は「5分以内」と出ていました。一方、カード系はどれも「数秒以内」と表示されていました。表示された時間差と手数料差は、送金時にご自身の画面で確認してください。
⚠️ デビットカードでも、支払い方法の種類によって表示が違いました。Mastercardデビットは3,975円、Visaデビットは4,456円でした。同じデビットカードでも、表示額は同じではありませんでした。
金額が大きいほど、率は下がった
| 送る額(円) | 手数料(円) | 率 | 受け取り(THB) |
|---|---|---|---|
| 10,000 | 442 | 4.42% | 1,979.61 |
| 50,000 | 838 | 1.68% | 10,182.24 |
| 100,000 | 1,333 | 1.33% | 20,435.51 |
| 500,000 | 5,295 | 1.06% | 102,461.32 |
| 1,000,000 | 10,245 | 1.02% | 204,994.10 |
| 5,000,000 | 48,893 | 0.98% | 1,025,453.48 |
1万円だと4.42%、100万円だと1.02%です。
1万円の見積もり442円が10回とも同じだと仮定すれば、単純計算で4,420円になります。10万円を1回で送る見積もり1,333円との差は3,087円です。⚠️ これは計算した値で、実際に10回送った結果ではありません。比較のための計算値です。
⚠️ 高額の送金には、利用できる上限や条件があります。大きい額を送るときは、送金の可否そのものをご自身の画面で確認してください。
ぼくが実際に送ったときの記録
ここまでは見積もりの話なので、実際に動かした額も並べておきます。
2026年8月8日、日本円10万円をタイバーツへ送ったとき、かかった手数料は931円でした。そのあとWiseの残高からタイの銀行口座へ120,000 THBを送ったとき、かかった手数料は61.44 THBでした。(2026年8月8日実測)
⚠️ 日本円→タイバーツの両替と、Wiseの残高からタイの口座へ送る工程は別です。両替の分とは別に、送る工程にも手数料がかかります。「高い」と感じた額に、この2工程の合計が入っていることがあります。
同じ10万円でも、2つの時点で402円の差があった
ここが、この記事でいちばん書いておきたいところです。
- 2026年8月8日、実際に送ったとき … 931円(0.93%)
- 2026年8月18日、見積もりを取ったとき … 1,333円(1.33%)
同じ10万円・同じ通貨の組み合わせで比べると、2つの時点で402円の差がありました。
⚠️ 一方は実際の送金、もう一方は見積もりです。入金方法やアカウントの条件まで同じだったかは、確認できていません。なので、「値上がりした」とは書きません。2つの時点で差があった。この2つの数字から言えるのは、それだけです。理由は分かりません。
この記事の数字も、あなたが読んでいる時点では変わっている可能性があります。現在の手数料としては使わず、確認の仕方の参考にしてください。
見積もり画面で差が出た4項目
⚠️ 以下は、2026年8月18日のぼくの見積もり画面で、表示額の違いを確認した項目です。条件が違えば、表示される数字も変わります。
- 支払い方法の欄。今回いちばん差が大きかったのはここでした(1,333円 ⇔ 4,839円)
- 1回で送る額。1万円の見積もり442円が10回続くと仮定した4,420円と、10万円を1回で送る見積もり1,333円は、3,087円ちがいました(計算値)
- 取得した日。2つの時点で、402円の差がありました
- 工程が1つか2つか。両替の手数料と、残高から現地口座へ送る手数料は別に出ます
今回、確認できたこと
- 1万円の見積もり442円が10回続くと仮定した4,420円より、10万円を1回で送る見積もり1,333円のほうが3,087円低かった(計算値)
- 10万円の支払い方法別で、銀行振込1,333円がいちばん低く、到着予定も「5分以内」と出ていた
- 8月8日の実送金と8月18日の見積もりで、402円の差があった
ぼくは、利用できる上限、必要な時期、使える支払い方法を画面で確かめてから決めています。条件が違えば結果も変わるので、送る前にご自身の画面で確認してください。
⚠️ タイ側で受け取ったあと、そのお金が何にいくら消えていくかは、別の記事に書きました。
タイ移住の生活費は月33万〜35万円ほど|家族3人と犬1匹の確認額と概算
なぜ41歳で会社を辞めて、家族で日本を出たのかは、こちらに書いています。
定年した日の自分を想像したら、怖かった|41歳、18年勤めた会社を辞めて家族で日本を出た
出典
- Wise「送金手数料」|JPY→THB/2026-08-18 取得/銀行振込および支払い方法別/利用可と表示された選択肢のみ (確認日:2026-08-18)
更新履歴
- 2026年8月20日:タイトルと見出しを見直し、見積もり画面で差が出た項目を追記。ピラー記事へのリンク文言を現在のタイトルに訂正。「7段階」を「掲載した6段階」に訂正し、4,420円が計算値であることを明記。⚠️ 新しい測定値は追加していません。表と実送金記録の数値は前版から変更していません。
- 2026年8月18日:公開