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チェンマイ移住を子連れでした記録|娘5歳と犬1匹で移って3か月

公開 最終更新
大坪 航

大坪 航Cross Shore合同会社 代表

この記事は、私自身が実際にやったことと、実際に払った金額をもとに書いています。

チェンマイの街を走る、赤い乗合トラック(ソンテウ)

チェンマイへ子どもと犬を連れて移るにあたって、ぼくは最初、家賃と物価ばかりを調べていました。

ところが実際に動き出してみると、判断を左右したのは家賃でも物価でもなくて、「犬を外に出せる家があるか」と「娘の学校がいつ始まるか」の2つでした。

2026年5月21日にチェンマイへ移って、いまで3か月ほどになります。その3か月ぶんの実感を、まだ確定していないところも含めて、そのまま書きます。

この記事は、我が家がこの条件で見聞きしたことの記録です。住む場所も家族構成も違えば、同じにはなりません。ビザや制度の解釈はしませんし、ぼくは専門家でもないので、判断が要ることについてはご自身で確認してください。金額は、確認できているものと概算のものを分けて書きます。

この記事で分かること

  • 子どもと犬を連れてチェンマイへ移った家族が、何を基準に家を決めたか
  • 移動手段をどうしているか
  • 3か月住んでみて、想像と違ったこと
  • まだ書けていないこと

前提:我が家の条件

  • ぼく 41歳(今年42歳)/妻 41歳/娘 5歳(移った時点で4歳)
  • 犬 1匹
  • 移った日:2026年5月21日(この記事の時点で、移って3か月)
  • 住まい:タイ・チェンマイ
  • 金額の確認日:2026年8月19日

⚠️ この条件に固有の話です。一般則としては読まないでください。

結論:子どもと犬を中心にした暮らしには、いまのところ合っています

3か月たった時点での実感を、先に書きます。子どもと犬を中心に置いた暮らしという意味では、チェンマイは合っていました。庭のある家に手が届くこと、そして家のまわりを犬と歩ける環境があること。この2つが、我が家にとってはいちばん大きかったです。

一方で、お金の面では「安い」という感想にはなっていません。家族3人ぶんの住居と学校と車が要るので、かかっている額は月33万〜35万円あたりです。

タイ移住の生活費は月33万〜35万円ほど|家族3人と犬1匹の確認額と概算

タイのなかで、なぜチェンマイだったのか

タイに行くと決めたあとにも、どの都市にするか、という段階がまだ残っていました。ここは我が家の判断なので、他のご家族にそのまま当てはまるものではありません。

バンコクは、最初から外していました

当時のぼくは、バンコクの物価や言葉の環境をきちんと調べないまま、最初から候補から外していました。いま振り返ると、調べる前の思い込みです。

ただ、その思い込みのおかげで、結果としてバンコク以外を探すことになりました。

妻とぼくが、東南アジアの熱気に魅了されていた

英語が通じるかどうかを優先していたはずなのに、それでもタイが残ったのは、理屈ではないところが大きかったと思います。妻もぼくも、東南アジアのあの熱気に魅了されていました。

そこにチェンマイという名前が出てきて、物価も抑えられそうだと分かって、「チェンマイならいいよね」と、夫婦の話がまとまりました。

2026年1月に、視察に行きました

決めきる前に、一度だけ現地を見に行っています。2026年1月です。夫婦で行きました。

ただ、正直に書くと、視察に行った時点で気持ちはもう決まっていました。確かめに行ったというより、答え合わせに近かったと思います。⚠️ このとき見て回った内容は、まだ記録が整理できていないので、この記事には書きません。

家は「塀のある庭」で決めた

家を探すときに、いちばん優先したのは、この条件でした。庭の先が、いきなり道路になっていないこと。

犬を飼っている方には伝わると思うのですが、扉を開けた先が車の通る道だと、外に出すたびに神経を使います。毎回です。日本にいたころと同じ感覚で犬を庭に出せる家を探したら、選べる物件はかなり絞られました。ここは、完全に誤算でした。

結果として住んでいるのは、ムーバーンと呼ばれる住宅地のなかの家です。庭は塀で囲まれていて、敷地の入口には警備の方がいます。犬を外に出すときに、道路を意識しなくてよくなりました。犬にとっては、これが全部でした。

ムーバーンというのは

ムーバーン(หมู่บ้าน)は、もともと「村」を指す言葉です。いまのタイでは、区画をまとめて開発した住宅地のことを、こう呼んでいます。⚠️ ぼくが見た範囲では、チェンマイの街のあちこちにあって、規模も価格帯もばらばらでした。

ぼくが見に行ったところで共通していたのは、敷地の入口がゲートになっていて、そこに警備の方が立っていることでした。中の道は、住んでいる人と来客しか通りません。つまり、通り抜けの車が入ってこない。

我が家がここを選んだのは、この「中の道に車が入ってこない」が、そのまま犬の条件だったからです。日本で同じことをしようとすると、庭の広さより先に、まず道路との距離で詰まります。

⚠️ ムーバーンならどこでもそうなる、という話ではありません。ゲートのないところも、警備のいないところもあります。物件ごとに見てください。

そして、これは探しているときには考えていなかったことなのですが、同じ塀が娘にも効いていました。庭にいるあいだ、こちらが張りついていなくてよくなったからです。犬のために選んだ条件が、結果として子どもの条件にもなっていました。

⚠️ 住宅地の名前と場所は書きません。

⚠️ 家賃の実額は、この記事には出していません。契約の条件と一緒でないと誤解を生むので、まとめてから別の記事にします。

移動は、結局のところ車になりました

チェンマイでの移動は、我が家の場合、基本的に車です。我が家も中古車に乗っていて、ほぼ毎日どこかへ動かしています。

移る前は、正直なところ、車が要るとまでは思っていませんでした。ところが、娘の送り迎えと買い出しと、犬を乗せての移動が重なると、車がない前提の生活はうちには組めませんでした。

赤いソンテウという乗合トラックも走っていて、こちらも使います。乗り合わせて目的地の近くで降ろしてもらう仕組みで、慣れると気楽です。我が家でも利用しています。

ただ、雨の日に子どもと荷物と犬を抱えて、というのは我が家では現実的ではありませんでした。天気と荷物と娘の時間割が重なると、結局は車になります。

中古を探した理由と、行き着いた先

車は移動手段だと思っているので、高い車両ははじめから考えていませんでした。探していたのは、最初から中古です。

当初は、現地で自分で中古車を探すつもりでいました。ただ、勝手の分からない土地で1台を選びきる自信がなくて、2026年1月の視察のときに知り合った現地のコーディネーターの方に同行してもらい、ディーラー系の中古車店を見に行きました。

最終的に手元に来たのは、そこで買った車ではありません。その後、ご縁があって、中古のコンパクトカーを譲っていただきました。

⚠️ 車種と金額と維持費は、この記事には出しません。相手のある話ですし、金額だけが一人歩きすると、同じ条件で買えると読まれてしまうからです。

娘の学校のこと

娘の学校が5月に始まる予定だったので、移住の日取りは、そこから逆算して決めました。

⚠️ 学校の名前は書きません。娘の顔と名前も、この記事には出さない方針です。

学費の内訳についても、まだ整理の途中なので、この記事では触れないことにしました。書けるようになってから足します。

3か月住んで、想像と違ったこと

想像より良かったことと、そうでもなかったことを、それぞれ書きます。

想像より良かったこと

犬と暮らす前提の家が、日本で同じ条件を探したときより現実的な範囲にありました。庭つきで、まわりを犬と歩けて、道路がすぐそこにない。この組み合わせは、鎌倉にいたころは、条件のわりに手が届きにくかったところでした。

そうでもなかったこと

まず、生活費です。移る前は、もう少し下がるだろうと思っていました。実際には、家族3人と犬1匹という条件を持ったまま移っているので、思ったほどは下がりませんでした。ここは読み違えです。一人暮らしの方の記録を読んで頭に入れていた金額より、実際は大きくなりました。前提が違います。

それから、家を探す期間です。犬と庭という条件を先に置いたぶん、候補が絞られて時間がかかりました。条件を後から足すのではなく、最初から動かせないものとして置いておいたほうが早かったと思います。要するに、順番の問題でした。

もう1つは、収入のほうです。会社を辞めているので、毎月決まって入ってくるお金がありません。生活費が読めるようになっても、入ってくる側が読めない状態は続いていて、この不安は移る前に想像していたものより重かったです。まだ慣れません。

これから移る方へ、1つだけ

我が家の場合、決め手になったのは物価ではなく、「家族のなかでいちばん条件の厳しいメンバーに合わせられるか」でした。うちの場合はそれが犬で、次が娘です。

チェンマイ移住の記事は、単身の方やご夫婦の記録が多いので、そのまま当てはめると条件が抜け落ちます。いちばん動かせない条件から先に見たほうが、あとで戻さずに済みます。

決めた順番と、日本を出るまでに考えたことは、こちらにまとめました。

タイ移住を家族3人と犬1匹でした記録|払っている額と決めた順番

まだ書けていないこと

  • 家賃と契約の条件
  • 車の購入額と維持費
  • 学費の内訳
  • ビザまわりの記録

この記事は、書けるようになった順に足していきます。誤りに気づかれた方は、ご連絡ください。訂正します。

更新履歴

  • 2026年8月20日:公開
  • 2026年8月29日:犬の検疫と輸送は別の記事にまとめたため、「まだ書けていないこと」から外しました
大坪 航

大坪 航Cross Shore合同会社 代表

大手の印刷会社に18年在籍し、プレミアム商品の企画と生産管理に従事。仕事で30か国以上を訪問しました。2025年10月にCross Shore合同会社を設立、2026年4月に退職。2026年5月21日、妻・娘(4歳)・犬とともにチェンマイへ移り、鎌倉との二拠点生活を始めました。